Dio-maga(ディオマガ)

【山形vs名古屋】西野朗監督(名古屋)記者会見コメント「山形のシステムになかなか対応することが、ディフェンスの面では特にできなかった」(1002文字)

■Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選リーグ 第3節
4月8日(水)山形 3-3 名古屋(19:04KICK OFF/NDスタ/3,558人)
得点者:8’竹内彬(名古屋)40’當間建文(山形)49’矢田旭(名古屋)56′ 當間建文(山形)63’ノヴァコヴィッチ(名古屋)90’+2 萬代宏樹(山形)
公式記録(山形公式)
————————————
●西野朗監督(名古屋)
「スコア的には常に先手を取ってはいましたけれども、全体的な内容はかなりポゼッションも受けましたし、山形のシステムになかなか対応することが、ディフェンスの面では特にできなかったと思います。後手後手にポジションをズラされたなかでポゼッションを受けたということです。全体的に守備意識を高めてカウンターというところをハーフタイムに強調して、そのなかで少しずつ、後半は先手を取れた部分がありましたけど、全体的には山形のペースだったんじゃないかなと思います。最後逃げ切れなかったというところがまたさらに問題でありまして、リスタートしかり、ゲームの進め方が非常によくなかったかなと思います」

Q:1、2失点目がセットプレーからで、開幕戦の松本戦からなかなか改善が見られませんが、どういうところに原因があると考えていますか?
「修正はかけてはいるんですが、本当のリアクションの対応なので、逆に過敏になり過ぎて、人に対する対応が早過ぎて、決してルーズではないと思います。逆で、意識が過敏になって、マークのズレを生じたり。マンツーマンでやっているので、同じ選手に2度やられているというのは、またさらに修正をかけなきゃいけないかなと思います」

Q:今日は左サイドバックにダニルソン選手を、右サイドハーフに川又堅碁選手を起用しました。テストという意味合いもあったかと思いますが、評価はどうですか?
「本多(勇喜)が多少疲労感があったというなかで、今後も見据えたなかでダニルソンをトライさせて、初めてのポジションではないし、やはり闘莉王との関係だとか、距離感だとか、アプローチのタイミングだとかというところがはっきりと取れない部分があったとは思います。川又もディフェンスに引っ張られてオフェンスの仕事量が少し少なかったかなという感じがします。ただ、アップダウンしながらカウンター時には攻撃に貢献していたかなと思います」

Q:残り5分、1点リードした場面でグスタボ選手の投入というのは、決してキープ力があるというわけではないと思いますし、もう1点取って攻め勝つのか、キープして試合を終わらせるのかがはっきりしなかったと思いますが?
「かなり自エンドでの展開が多かったので、完全にスペースを使ってグスタボを生かす、走力だとか、ディフェンスの面だとか、サイドに入った時の局面のキープ力だとかいうところは最後、彼に託しました」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ