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【山形vs松本】レポート:0-0の課題と希望(2389文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第6節
4月18日(土)山形 0-0 松本(14:00KICK OFF/NDスタ/7,067人)
※公式記録(山形公式)
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コイントスで勝った山岸範宏は、メインスタンドから向かって右、南側にエンドを変え、前半は風上でのスタートとなった。前節・鳥栖戦同様に、立ち上がりはシンプルなプレーに徹し、前回ホームの湘南戦のように、一方的に押し込まれる状況からは脱却した。ただ、風上の利を十分に活かしたかと言えば、そうとは限らない。

6分には岩上祐三を起点にスルーパスが送られ、3バックのギャップを突いたオビナのクロスに前田直輝がシュート。12分にもオビナがターゲットとなり岩上がシュート態勢に入るなど、湘南はシンプルな縦パスから前線の3人で攻撃を完結させるスタイルを随所で見せていた。風下という条件での前半を、松本・反町康治監督は「前半はその意味で不利でしたが、その時の方がうまくスペースを突けてチャンスを作れていたということは不思議です」と振り返っている。

(残り 1929文字/全文: 2381文字)

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