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【新潟vs山形】レポート:やり切った末のロスタイム被弾。悲観せずに邁進すべき。(2253文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第10節
5月6日(水・祝)新潟 1-1 山形(14:03KICK OFF/デンカS/25,009人)
得点者:61′ 林陵平(山形)90’+1 成岡翔(新潟)
公式記録(山形公式)
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「新潟の『なんとしても点が欲しい』というところの気持ちが自分たちよりも上回ったゴールじゃないかなと思います。アディショナルタイムに入れて引き分ける場合もあれば、アディショナルタイムに入れられて引き分ける場合もある。やっぱりこれがサッカーじゃないかなと思います」(石崎信弘監督)

アウェイでのアルビレックス新潟戦は、1-0でリードしたアディショナルタイムの90+1分に失点。チームとしてはおよそ5年ぶりとなるJ1での連勝も目前の所まできていたが、掴みきれずに勝点1に留まった。

「山形の選手たちがアグレッシブにプレーして、非常に出来が良かったんじゃないかなと思ってます。特に両ウィングバックのキム、高木(利弥)、そのあたりは何試合か見てた中で一番良かった」(新潟・柳下正明監督)

山形の立ち上がりは前線から積極的にボールを奪いに行くだけでなく、シャドーのロメロフランクもディエゴもしっかりとプレスバックすることで相手を挟み込んでマイボールにできていた。
立ち上がりには左サイドでロメロと高木のコンビでクロスまで持ち込む場面もあり、ゴール前まで押し込んで、そこでプレスを掛けてからボールを網にかけるという流れも作れていた。

ただ、そういった良い流れも25分を過ぎると一旦落ち着き、プレスバックや中盤の守備が少しでも緩まると、今度は新潟にボールを繋がれる時間帯に変わっていった。

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