【円コラム:そんな睡魔に起こされて】線引き
選手と接するときに、自分の中のルールとして設けていることが2つある。
話をするときに敬語を使うことと、選手の名前を「さん」付けで呼ぶことだ。
チーム内に自分よりも年上の選手がいなくなってからどれだけ経つだろうか。あれだけ風格のある最年長、37歳の山岸範宏選手でさえ、年齢で言えば10歳下だ。となると、摂津颯登選手は……まあ、このへんでやめとくか。現在の所属選手はすべて年下だから、呼ぶときには選手間で呼ぶような呼称を使い、タメ語で話してもいいのかもしれない。
実際、そうしている取材者もいるし、お互いがそうした関係性でいいと思えば何の問題もないと思う。僕自身、仲間内やよく顔を合わせるサポーターの方々とは「バズ」やら「まっちゃん」やら「ふなっしー」と呼ぶが、面と向かって話をするときは「宮阪さん」であり、「松岡さん」であり、「舩津さん」だ。そして、会話は敬語を使用する。たとえ年下の選手がタメ語を使ってきても、だ。
そうしようと思ったのには理由がある。
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