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【山形vs讃岐】レポート:課題も承知の上で得た勝利。(2669文字)

■第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
9月5日(土)山形3-1讃岐(19:00KICK OFF/NDスタ/2,834人)
得点者:22’仲間隼斗(讃岐)23’アルセウ(山形)70’川西翔太(山形)75’山田拓巳(山形)
公式記録(山形公式)
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讃岐の布陣は4-3-3だが、9人で4-1-4のブロックを敷いて守る。縦にボールを蹴ってセカンドボールがモンテディオに渡ると、まずは素早く帰陣して背後のスペースを埋めるリトリートが守備の中心となった。
ただし讃岐もタイミングを見計らっては厳しく当たってくる場面も見られ、ただ引いて守るだけではなく、ポイントを絞ってカウンターを狙うという明確なスタイルを持っている。ブロックを崩して先に点を取るか、逆にカウンターを決めて先に得点するかという、両チーム共に想定通りの展開になった。

立ち上がりは讃岐のカウンターが目立つ。1分に宇佐美がボールを奪われると、7分にも少しズレたパスを小椋が中盤でスリップして拾われカウンターを受ける。讃岐のラストパスやシュートの精度に助けられているが、自身のプレーが崩れてピンチを招いており、「もしJ1が相手だったら」と想像させられる立ち上がりだった。

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