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【柏vs山形】レポート:結果が全てのこの世界で。(2460文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第11節
9月20日(日)柏 0-0 山形(19:03KICK OFF/柏/10,520人)
試合ハイライト(スカパー!公式)
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1分、右からの大きな展開から、高い位置でパスを受けた輪湖がシンプルにボールを落とすと、それを受けた工藤がフリーでシュート。GK山岸の足を掠めてゴールポストのわずか横を転がっていった。
6分、アルセウから背後へのボールを、輪湖の背後に抜け出して受けた山田が菅野と1対1に。しかし枠を捉えきれずゴールの上に飛んでしまった。
どちらも得点していてもおかしくないシーン。「システム的に4バックと3バックとワイドにポジションが入ってくる分、サイドが攻撃の起点になる」(石﨑監督)と、サイドでの攻防を象徴するようなシーンからのチャンスがあった序盤だった。

ポゼッションで崩す柏とプレッシングでボールを奪ってカウンターを仕掛けるモンテディオ。この大局的な構図に加えて、柏とモンテディオは3バックと4バックでシステムにも違いがあり、サイドの攻防も焦点の一つになった。
モンテディオはファーサイドのウィングバックがサイドに張ることも多く、左で作って右に大きく展開するなど横に大きく展開すると、サイドバックもサイドハーフも捕まえづらい中途半端な位置で受けたウィングバックは、そのまま相手ゴール前に持ち込むことが出来た。

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