Dio-maga(ディオマガ)

【松本vs山形】レポート:熾烈極める残留への「直接対決」は勝ちきれずドロー。

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第9節
9月23日(水・祝)松本 2-2 山形(14:03KICK OFF/松本/15,412人)
得点者:7’岩上祐三(松本)35’ディエゴ(山形)83’キムボムヨン(山形)86’前田直輝 (松本)
————-
客観的に見れば、死力を尽くした好ゲームだった。

勝点3が欲しい降格圏のチーム同士。ホーム・松本が先制し、アウェイ・モンテディオが前半に同点に追いつき、そして83分に逆転。しかし86分に松本が追いつき、ホームのパワーも利用して再逆転を狙い、高いボルテージのままタイムアップ。すべて出しきった。ただ、それぞれのチームに残されたのは、勝てない悔しさと厳しい現実だった。

モンテディオはこのドローで勝点を20に乗せた。シーズン前、残留に必要な勝点に設定していた40の半分にようやく到達したことになる。ただし、残りは17試合ではなく、6試合。残留を果たすには、15位・甲府との勝点差9を克服しなければならない。勝利なしは17試合まで伸びた。試合後、石﨑信弘監督は「残りあと6試合、一つ一つ大切に戦っていくしか自分たちはないので、次の仙台戦に向けて、また中2日ですけど、気持ちを切り換えて調整していきたいと思います」と語った。

(残り 2722文字/全文: 3257文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ