【嶋コラム】追熟（987文字）
ある日の練習後、いつものようにランニングしているはずの宮阪政樹と兼田亜季重が、グラウンドの反対側の方でなにやらカゴのようなものを運んでいるのが見えた。すかさずマネージャー達が駆け寄ってカゴを受け取ると、運ばれてきたカゴの中には収穫したてのラ・フランスが入っていた。
ラ・フランスのカゴを運ぶマネージャー二人。地元の方のありがたいご厚意だ。
山形県はラ・フランスの生産量が日本一であり、全国でも80％ほどのシェアを占めている。果樹王国山形県では、グラウンド周辺の果樹園でもラ・フランスやりんごなどが栽培されており、その方達がチームに差し入れてくれたのだ。
西洋なしの代表格である品種「ラ・フランス」。10月上旬から中旬が収穫時期にあたり、今が収穫の最盛期だ。
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