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【山形vs甲府】プレビュー:J1残留分岐点のホーム甲府戦。あと少しのフォアザチームで勝利を!

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第14節
10月17日(土)山形vs甲府(19:00KICK OFF/NDスタ)
試合情報(山形公式)
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リーグ戦は残り4節。現在17位のモンテディオ山形は10月3日の湘南戦で勝利した事で15位新潟との勝点差を6にまで縮め、J1残留サバイバルバトルへの挑戦権をギリギリで獲得出来た。
残留できるとしても、最終節までもつれ込んだ末にようやく手に出来るという厳しい立場に変わりは無いが、追いつけない数字では決して無く、追いつけると信じるに足る結果も出始めている。

まずは現在の順位表をおさらいしておこう。

順位 チーム 勝点 得失差
11 ヴァンフォーレ甲府 33 -14
12 ベガルタ仙台 32 -1
13 ヴィッセル神戸 32 -4
14 サガン鳥栖 32 -19
15 アルビレックス新潟 30 -15
16 松本山雅FC 27 -20
17 モンテディオ山形 24 -21
18 清水エスパルス 21 -25

勝点30の15位新潟から、勝点32の鳥栖、神戸、仙台と続き、今節で当たる甲府が33だ。モンテディオは残り4試合を4連勝した時の最大勝点が36で、ここまでが射程圏内の相手となっている。ただ、今後1試合でも落とすと最大勝点が33になってしまうため、鳥栖や神戸に届く可能性が極端に減ってしまう。

そして16位の松本山雅も15位新潟との直接対決があり、これを落とせば新潟が勝点33となり、残留圏のラインが一気に上がってしまう。この新潟と松本、そしてモンテディオ対甲府のカード。今節のこの2試合の結果次第では、残留争いが大混戦にもなり、逆に大きく引き離されてしまう可能性もある。自力残留の可能性が消えているモンテディオにとっては、他力となる他試合の結果も決して軽んじる事はできない大事な節となるだろう。

ただ、そういった天命を待つ前に、まずは自分達が人事を尽くさなければならない。この甲府戦を落とせば条件次第では次節神戸戦での降格も見えてしまうからだ。勝って可能性を広げるため、勢いをさらに加速させるため、湘南戦に続いて一戦一戦が背水の戦いで決戦の舞台となる大一番である。

(残り 1968文字/全文: 2850文字)

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