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【臨時株主総会 会見コメント】細谷知行 山形県スポーツ振興21世紀協会理事長のコメント

Q:任期を残してという認識で、事実上の解任という形になりますが、どうなんでしょうか?
「そういう意味では任期はあったわけですけれども、だからと言って必ずしも任期を全うというわけでもないわけであります。今日は辞任される意思がございましょうかということで、『辞任します』ということでございましたので、自ら辞任をしていただいたということでございました。高橋社長には、そういう意味で心から感謝を申し上げたいと思います」

Q:手続きの確認なんですけれども、「お辞めいただけますか」という問いかけに対し、「辞めます」という辞任の申し出を了としたということでしょうか。それとも、解任動議が出されてそれを議決したということでしょうか。
「今日の話につきましては、ひとつには『辞任されますか』ということですね」

Q:議長から問いかけをして、それに対して「辞任をします」という意向が伝えられて、それを株主総会で了としたと。
「はい」

Q:そして新しい取締役の選任については、動議が出されて、それを株主総会で議決をして選任を決めたという手続きでよろしいですか?
「はい」

Q:チーム成績はJ2降格という成績はあると思いますが、経営的な側面で見ると黒字経営の部分もあります。また、スタジアム構想もまとまったばかりだということもあって、チーム成績だけの理由ではないのではないかという話も周辺にはありますけれども、そのへんの真意はどのようなものでしょうか?
「黒字がですね、見込みだということを聞いておりますけれども、J1に昇格した交付金も1億円相当あるわけでございまして、自主的に黒字も1億円前後だと聞いておりますが、だいたいそれと見合うような額で黒字になるんじゃないかと、こういう見込まれていると思います。そうした場合に、黒字になるのであれば、それほどの黒字になれるのであれば、という言い方もあるのかもしれませんが、もう少し選手の補強をですね、後半頑張っていただくとかなんかをして工夫をしていただいて、そちらに投資をするというようなこともあっても良かったのかなというようなご意見もあるわけであります」

Q:ひとつわからないのは、成績不振で社長の辞任の意向を了する一方で、現場で指揮した監督の続投は了としているというところに不整合をかんじるんですが、そのへんの説明をお願いします。
「それは我々株主が知る前に、監督の留任は社内で決定されていたというようなところもありますので、それはそれで石﨑さん(信弘、監督)の活躍を我々も是としておりましたから、そういう意味では判断としては良かったと思いますが、ただ、全体として見たときに、誰も何もなしで果たしていいんだろうかというのがあったというところですね」

Q:ちょっと私の解釈が悪いのかもしれませんけれども、誰も責任を取らないのが拙いということであれば、これは社長であっても監督であっても、どちらでも良かったということなんですかね。
「いやいや、そういうわけではありませんけども、必ずしも監督でなければならない、社長でなければならないということではないとは思います。いろいろな場面場面でいろいろなことがあるとは思います」

Q:高橋前社長の諮問機関として、スタジアムの構想の検討委員会があって、高橋前社長は内容的にはまとまっていたということなんですけども、これはもう日の目を見ないのかと思うんですけれども、このスタジアム構想を高橋社長が練っていたという部分についてが、今回の退任理由と関係があるのでしょうか。
「それはまったく関係ありません。それは50数ページにわたるような大作を策定というか、今最後の終盤だと思いますけれども、それはそれとしまして、非常に汗をかいてまとめられたものと思いますので、おおいに我々も、次の社長さんにもですね、勉強していただきたいなというふうに思っています。そこを研究してもらって、次に進んでもらいたいというふうに思います」

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