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【臨時株主総会 会見コメント】高橋節 株式会社モンテディオ山形前代表取締役社長のコメント

それから一つ申し上げたのは、出資ですね。資本金一千万の会社でございます。3社です。こういう形で立ち上げたのは色々な考え方があるんですけれども、出資を仰ぐ時の目的として、我々はスポーツ文化の振興や公共施設の適切な管理によるサービスの向上とか、県民サービスを上げていくんだという会社なものですから、それを目的とするということで出資を頂いたんですけれども、それを出資者として降格をその判断の基準にするのは、間違ってはいないと思うんですけれども、ぜひそういった判断を繰り返すことの無いようなお願いをさせてもらったつもりです。

やはり、地方クラブで、運営の基盤もまだまだ安定化に向けて頑張らなければいけない中での対応だったものですから。そういう状況を考えながら、12月1日を考えていたのは、自分の手で育てた、私だけではないんですけれども、社員も共同パートナーも含めて、作り上げたモンテディオ山形を今回の一連の件で傷つけるような事だけはしたくないなと。これは私だけでなく、うちの社員も全く同じだと思うんです。どういうふうにしたら一番良い形になるのかなと思っていたのが12月1日の臨時役会だったものですから、そこに至らなかったのは誠に残念だなという思いが致します。

あと、これは申し遅れてしまったんですけれども、公益社団の時代から青少年育成という点がものすごく強い。だから自治体から色々な支援を仰いでいると思うんですけれども、今回の一連の流れがですね、山形県内の子供達の夢を砕くような事にならないように、これからも私も努力をしなければならないんじゃないかなと思っています。

本当に多くのサッカーとか色々な地域活動を通して、多くの子供たちの集まってくれるようになったモンテディオ山形を、これからもまだまだ育てていかなければならないんだなというのを今回の一連の流れの中で感じたものですから、そういうことを申し上げさせて頂きました。

とある方が言っていましたが、モンテディオ山形は山形の宝だと言っています。私もそう言って貰う事が非常に嬉しく思いますし、そう思います。その宝物をそういう事由で傷つけたりするような事のないような、これからの取り扱いをしていかなければならないし、また、モンテディオ山形は、会社法制上は株主のものですけれども、私は県民のものだと思っています。ファンサポーター多くの方々の財産だと思っていますので、そういった視点も加えた我々に対しての見守りもこれから続けて欲しいし、うちの社員もそういう一念でこれから取り組んで行くと思いますので、是非皆様方からも温かいこれからのご支援ですね、ご声援をお願いしたいと思います。

皆さんから色んな声を頂いている事も事実です。本当に激励というか、大変ありがたかったんですけれども、今の言葉に表したように、これから先のモンテディオ山形をしっかりと考えていくという点での、ちょっと代償が大きいかもしれませんけれども、これが必ずや大きな栄養源といいますか、土壌になって輝くモンテディオができるんだろうと思いますので、皆さん方からのご支援にお礼を述べながら、私の思いとお話させて頂きました。本当に有難うございました。これからもどうぞよろしくお願いします」

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