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【臨時株主総会 会見コメント】高橋節 株式会社モンテディオ山形前代表取締役社長のコメント

■~質疑応答~
Q:まず細谷理事長から職を退くように打診を受けたのはいつだったのでしょうか。
「今月の初めだと思います」

Q:来シーズンという思いもありますが、先程も「え?なんで?」という声もありましたがどういうお気持ちでしたか?

「先ほど長々と話した中に、シーズンの経過、特に終盤戦の経過を踏まえて、やはり来季に向ける、結果を残せなかったにしても来季に向けた思いというものは、私だけじゃなくて、社員も含めて、サポーターの含めて纏まれるという環境が出来ていた時だけに、その話は最初は意外で、『え?なんで?』という感じもしましたけれども、株主からのご発言という形の重さも考えなければいけないのかなという事を考えていた時期だったと思います」

Q:決断には時間がかかりましたか?
「どうなんでしょうか。まだ話を頂いて一ヶ月も経っていないので。ただ、多くの方の考えや思いを聞いていると、なかなか一つには簡単にはまとまらないのかなと。今もこうやってお話していますが、胸の中はゆらぎがあるのかなという感じはします」

Q:黒字経営、そしてスタジアムの問題もまとまったという話しもある中、やはり一言で表すとどういう言葉になるんでしょうか。
「そうですね、やれることというか、思い描いた、先ほど偉そうに地域活性化プロジェクトなんて言いましたけど、そういう視点では間違った方向には来ていないなと。初年度なんかは本当に苦しい経営だったんですけれども、そういう目指す所があったからこそやれたという感じですね。ファーストステップ、セカンドステップと考えた時のステップの一つと考えれば、取り組んだ事に対する充実感は感じています。特に(理事長職を)引き継いだ時が、累積赤字を抱えていた時期だったので、クラブライセンスも明確ではなかったですし、すぐにライセンスが出来て、猶予期間はあったんですけれども、累積債務を抱えていたらJリーグには加盟できませんよというのが今のルールになったわけですから。そういう所からすれば、累積赤字を解消して黒字経営をしてきたのは、皆さん方からもお認め頂けるのでは無いかなと思います」

Q:ご自身の今後については?
「いや、何も考えていないですね」

Q:社長が自分を決断されたのはいつ頃でしょうか?先ほどの細谷理事長の会見では、11月上旬に打診された時期は同じでしたけれども、そのあと社長の方から返答が無くて、どういう考えなのか気になっていたという事がありましたので。

「明確に答えられるかどうか。たしか・・・天皇杯を終えたあたりかな、鳥栖戦で。その前後だったと思います。と言うのはですね。その時その時に、明るい材料、『もうちょっと頑張ろうかな、頑張らなきゃいけないのかな』とか、『いやいや、そろそろこういう形でステップを整理してもいいのかな』とか、色々揺れる時期は確かにありましたので。でも先程の挨拶の中でも言いましたとおり、一つの方向性を付けたらば。サッカーは会計年度が違ってここで締めますというのではなく、シーズンが終わったと思ったら来期の編成の話も錯綜しているわけです。ですからどの時期がいいのかと考えている中で思ったのが12月1日の取締役会かなと」

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