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臨時取締役会後 森谷俊雄新社長就任会見でのコメント(全文)

Q:新たなスタジアム構想ということで、高橋前社長は構想をまとめたとおっしゃっていましたが、こちらを広く公開して議論をするというような考えはいかがでしょうか?
「私も今日就任したばかりですけども、その構想が取りまとめられたということは承知しておりますし、目を通させていただいております。これについてですね、私先ほど、これまでの経過を踏まえながら、引き継ぎながらということを申し上げましたけども、これをしっかり、期待している方々も多いですから、これから詰めていかなきゃなんないんですけれども、いずれにしても遅くないうち、できれば私は12月中には、年内には、お示ししながらですね、構想委員会の構想を皆さんにお示ししながら、先ほど冒頭、具体的な議論に着手してと申し上げましたけれども、そういう意味で、まだどの時期に、どういった形でご説明申し上げ…スタートが肝心だと思っておりますので、そこは十分詰めさせていただきながらですね、できるだけ、そう遅くないうちに、年内ということでこれからいろいろ、みんなで詰めてですね、お示しして、実質的な議論のスタートに、実現に近づける、一歩でも二歩でも近づけるスタートを切れればいいなと、今日の段階では思っております」

Q:株式会社になって、これまで県の職員のOBの方が連続して(社長職に)就くようになって、「天下りではないか」という厳しい意見もある中で就かれているその点については?「私は自分で、今回の人事について、どういうスタンス、立場からお答えしたらといいうのはあるんですけども、まず一般論として申し上げると、その組織、組織のいまの現状なり、課題なり、ミッションというものがある中で、広く、民間もいろんな分野の方々がいらっしゃいます。あるいは財界の方々とか、スポーツ界の方々とか、その中に、前社長もそうだったわけですけども、県関係からということも含めてですね、幅広い中から、あと実際、来ていただける方がどういう方がいらっしゃるという中で、より良い人、その中でベストな人をというのが人事だと思っております。これは一般論としてです。今回そういう中で、私の人事ということについて、私から申し上げるとすれば、選任、就任させていただいた中で、覚悟として申し上げますと、先ほど言いましたように、県のOBだったことは事実でありますけれども、先ほど申し上げましたように、いま職員として、私として枠にとらわれず、いろんな課題に、枠にとらわれずいろんな発想で、私自身、多くの方々からいろんな意見を聞くというのが一つ、判断をするうえでの、まず前提としていろんな人の意見、こっちから見たり、上から見たり、いろんな意見がありますから、自分として納得できる、こう行くんだという判断をするうえでは、多くの方々の情報、意見を聞くという、そこが大切だと思っています。それを心掛けてきましたし、あと、先ほど言いましたように、枠にとらわれない発想で、そしてできない理由じゃなくて、どうやったらできるかという前向きな思考で、そういったことで事にあたってきたという、そしてこれまでいろいろ対応してきた中での調整力なり、交渉力なりというものを発揮することによって、いろいろ私の経営手腕ということについて、モンテディオを愛するということでどうなんだろうかという思い…そのどうなんだろうかという思いというのは、合ってるかどうか、あるいは県OBだからどうかといったことももちろんあるのかもしれませんけども、しっかりリーダーシップを発揮できる力量を持ってるの?ということだと思います。ここについてはやはり、これまで培ってきたものを糧として、しっかり研鑽を積みながら職責を果たしていくということでお応えしていくしかないというふうに思っています」

Q:株主との関係をどう築いていくかというお考えはいかがですか?

「もちろん、地域に支えられているチームです。そういう意味で、株主はもちろんですけども、株主も非常に大きな存在、これは厳然たる事実です。株主はもちろんですね、先ほどありましたように、サポートしていただける企業、ファン、サポーターの方々、あとは県も含めた自治体ですね、市町村、そういった方々としっかりコミュニケーションを取りながら、協力を仰ぎながら、意思疎通を図っていきたいというふうに思っております」

Q:2点あります。今回の高橋前社長の事実上の解任ということですけども、サポーターから、辞任に至る高橋前社長の経緯が不透明だとか、政治の介入じゃないかといった反発が広がっています。それを有耶無耶のままこのまま行ってしまうと、チームとしていま新社長がおっしゃったようなことがうまくいかないんじゃないかと思いますが、それについてどうお考えなのかということと、それとサポーターの方に、そういった経緯も含めて、話し合いの場を設けたいというような要望があった場合、どうされるのか。この2つについて教えてください。

「今回の前社長の退任の経過なり、私のその後への就任ということを巡って、さまざまな意見が出ているということは私ももちろん承知しておりますけれども、一つは手続き的な面と、もう一つは、経営者としての責任を今回の降格という中で取らなくちゃいけないのですかと、ぜひ高橋社長には続投してもらいたいと、いろんな意味合いがあるかとは思いますけれども、私として今回、なかなか…。後任者としては当然、先ほど代表質問でいただきましたけども、要請を受けて、(高橋前社長が)辞められるあと、心の準備をしていたというところはあるわけですけけれども、今回のことについて、なかなかコメントする材料は持ち合わせてないんですけれども、私はモンテディオ山形のこれからを心配する、あるいは、愛するゆえのさまざまな声だと思っております。ですから、そういう声は真摯に耳を傾けていく必要があると思いますし、ファンの声というのは今回の経過のみならず、非常に大切なものだと思っておりますので、サポーターの方々との意思疎通と言いますか、コミュニケーションの場というものを取りながら…。ただ、私として今回のことについて、どういう説明ができるかというのはあるんですけれども、新社長に就任した立場として、意思疎通を図りながらコミュニケーションを取らせていただければなというふうに思っております」

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