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臨時取締役会後 森谷俊雄新社長就任会見でのコメント(全文)

Q:意見交換の場を設けてほしいという要望があった場合、お受けするというふうにとらえていいですか?
「いろんな機会があるかと思いますし、これからサポーターの方々から、まさにいま就任したばかりですので、サポーターの方々からの声というものを、要請というものを受けてですね、話し合いの場というものに臨む心の準備はしておきます。ぜひコミュニケーションを、意思疎通を取っていくというのが非常に大事かなと思っています」

Q:2点あります。ビジョンについてお話がありましたが、具体的に、たとえば、何年後にはこれぐらいの経営規模にしたいとか、具体的なビジョンが社長の中にはお考えがあるのでしょうか?
「まずは、本当にJ1復帰、そしてJ1定着を目指すというのが、これが社としてのミッションなわけですけども、そのためにどういう、どの程度の規模を目指すかというのは、チームの置かれた現状があると思います。要は、山形の地域に支えられるチームだということがあります。そういう中で、しっかり運営規模…これまで10億台から20億台に近づくまで、J1のステージで来ているわけですけれども、もっともっとそれを拡大するということは将来的にはありますけれども、まずは今日の時点で申し上げれば、しっかり来季を目指せる経営規模というものをなんとか収入面で活動していく中で、活動費といいますか、選手強化費がコアになってくると思いますけれども、いま石﨑監督が目指しているチーム作り、そしてチームの活動費、そこはしっかり確保するように。そのための収入確保、いろいろ努力していかなきゃいけないと思っております。何年後までどういうステップを踏んで、どういう拡大をしていくかということについて、まさにこれからがスタートでございますので、そこはさまざまな方の意見も聞きながらですね、考えていきたいなと思っています」

Q:もう一つ、今年度の決算で黒字見込みはどれぐらいになりそうですか?
「まだ流動的なことがございますので、いま精査しているところです。1月に向けて予算を着手していますので、黒字になるということは明らかなんですが、今日の段階ではまだ流動的なので、ちょっとまだ具体的な数字は差し控えたいと思うのでありますが、イメージとしては5000万は確実に越えるのかなと。数千万、『数』というのがいろいろ幅があるかもしれませんけれども、5000万を越える数千万というのは、現時点での着地点としての見通しは持っているんですけれども、今後詰めながら予算編成に入っていきたいと思っています」

Q:数千万から1億の間と見てよろしいですか?
「1億は届かないんじゃないですかね」

Q:高橋前社長がまとめられた新スタジアムの構想について、検討しながら公表したいとの考えですが、まず高橋前社長がまとめられたものをそのまま公表する考えなのか、またこれから話を加えていって、新たにプラスした形で公表するのか、どのようにお考えですか?
「基本的には、前社長のもとでまとめられた構想委員会でまとまったものが、現段階では内部にございます。それを社としてどう整理しながら…整理しながらというのは内容に変更を加えるということではなくて、社として議論を進める、具体化に向けた具体的な取り組みを進めるかという観点からですけども、どういう形で広く周知していくかということが、今後の実質的な議論としていいスタートを切れるのかということを、いま検討しています。中身のことについて、さらに揉む必要があるのかどうかということについては、いま考えておりません。いまあるものを引き継いで。わたしもどういう形でお示しするべきかということも含めて、基本的にはその構想を引き継いでお示ししていくというのが素直な進め方なのかなというふうに思います。ただ、この世の中に出ていくわけですから、いい議論ができるための位置づけのもとでお示ししていきたいということだと思います。わかりづらいですかね。中身をどう再検討しようかとか、もう少し加筆しようかとか、修正しようかとか、そういった視点よりも、いままとめたものとして、構想委員会のものとしてあるものを、社として今後お示ししていくことになるわけですから…」

Q:外への出し方を考えていくということですか?
「そうですね。あたかも、これで整備するんだということじゃなくて、まさにこれから実現に向けた具体的な検討を進めるスタートの構想だと思っておりますので」

Q:高橋前社長がまとめられたその精神を受け継ぐということですか?
「そうですね、はい」

Q:それと細かいところなんですけども、前に務められていた機構はいつ辞められたのですか?
「昨日付けで、退任いたしました」

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