【愛媛vs山形】プレビュー：大黒が先発濃厚のモンテディオ。質の高いボールを送り今季初勝利を！

2016年03月05日 20時57分　
カテゴリ：試合情報 • プレビュー
タグ : 愛媛

■2016明治安田生命J2リーグ第2節
3月6日（日）愛媛vs山形（15：00KICK OFF/ニンスタ）
—————
ギラヴァンツ北九州との開幕戦を０－１で落としたモンテディオ山形は、６週間のキャンプを打ち上げて山形に戻っている。
オフを明けた今週のトレーニングは、初日こそ雪に見舞われてハーフコートとなったが、翌日には雪も解けてフルコートで行うことができた。連日、雪が降り続く例年と比べればかなり良い状態でトレーニングできている。

第２節の相手は愛媛ＦＣ。１５年はＪ２で５位に入りプレーオフに進出している。準決勝でセレッソ大阪と０－０で引き分けて昇格を逃したが、クラブ最高成績を残した。「攻撃でも守備でも全員が頑張るチーム」（高木利弥）という、選手全員がハードワークするチームで、昨年からのベースが整っている。

今季は大型補強こそ無いものの、主力選手の離脱もなく戦力を維持。開幕戦の清水エスパルス戦のメンバーは、昇格プレーオフ準決勝と比べて、瀬沼優司から阪野豊史に変わっただけで、１１人中１０人が同じ顔ぶれとなっていた。選手の出入りが少ないだけに、連携やコンビネーションも構築された成熟したチームと言えるだろう。

開幕戦では清水を相手にラインをやや低めに設定して守備的に戦い０－０のスコアレスドロー。ロングボールだけでなく、サイドで組み立ててからクロスを上げて阪野が飛び込むパターンも見られた。一方でハイプレスからカウンターもかけられるチームなので、愛媛側がどう出てくるかも気になるところだ。

モンテディオの注目点は、先発が予想される新加入選手の大黒と周りの関係性だろう。

（残り 1629文字／全文: 2318文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。