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【トピックス】「平成28年熊本地震」に対する支援物資収集活動

飲料水は2lか500mlペットボトルの水やお茶が多かった。記者もペットボトルのお茶を2ケース支援させていただいた。

飲料水は2lか500mlペットボトルの水やお茶が多かった。記者もペットボトルのお茶を2ケース支援させていただいた。

4月24日(日)、山形県総合運動公園特設駐車場内にて「平成28年熊本地震」に対する支援物資収集活動が行われた。この日はアウェイ岡山戦の翌日で、遠征した選手たちは岡山から山形へ移動中。このため帯同しなかった選手の中から4選手が収集活動に参加し、9:00から10:30までは摂津颯登と韓浩康、10:30から12:00までは梅鉢貴秀とイ ジェスンが交代でブースに入った。

10:30から交代で入った梅鉢貴秀とイジェスン。物資を受け取り、そのまま仕分ける。

10:30から交代で入った梅鉢貴秀とイジェスン。物資を受け取り、そのまま仕分ける。

持ち寄られた物資は飲料水、紙おむつ、生理用品、ウェットティッシュ、新品のタオル、新品毛布、新品歯ブラシ、離乳食、粉ミルク、マスク、ブルーシート、食糧で未使用未開封のもの。支援物資を積み込んだサポーターが車を停めると、選手たちが迎え出て支援物資を受け取り、種類別に分別していた。また、サポーターの持ち込んだ物資とは別に、500mlペットボトル24本入り飲料水100ケースが山形県企業局から提供されている。

持ち寄られた支援物資は大人用、子供用のおむつや生理用品、タオル等が多かった。最終的に4トントラックに山積みになったそうだ。

持ち寄られた支援物資は大人用、子供用のおむつや生理用品、タオル等が多かった。最終的に4トントラックに山積みになったそうだ。

持ち寄られた物資は、モンテディオ山形正会員の晃永運輸株式会社の協力で、ロアッソ熊本の巻誠一郎選手が中心となって進めている「YOUR ACTION KUMAMOTO」プロジェクトが指定する支援物資集積場所に送られ、その後、被災地の需要に合わせて分配されることになっている。

サポーターの発案で、急遽ロアッソ熊本に向けた応援寄せ書きも行われ、物資を持ち込んだサポーターがモンテディオ山形のフラッグにメッセージを寄せていた。このフラッグは支援物資とは別にロアッソ熊本へ届けられる予定だ。

サポーターの発案で、急遽ロアッソ熊本に向けた応援寄せ書きも行われ、物資を持ち込んだサポーターがモンテディオ山形のフラッグにメッセージを寄せていた。このフラッグは支援物資とは別にロアッソ熊本へ届けられる予定だ。

収集活動に参加した摂津颯登は「選手会の中で、自分たちでできることを少しでもやろうという話になりました。被災された方や土砂崩れの様子を見ても、現地の人達が精神的に大変なのがわかります。負けないで頑張ってほしいです」と話していた。クラブ側から発表された支援物資の総量は4トントラック1台分。サポーターおよそ250人の協力があったとしている。

モンテディオ山形選手会からも、ウエットティッシュ、タオル、歯ブラシ、缶詰などの支援物資がダンボール2箱分持ち込まれた。摂津颯登が車でクラブハウスから直接持ち込んだ。

モンテディオ山形選手会からも、ウエットティッシュ、タオル、歯ブラシ、缶詰などの支援物資がダンボール2箱分持ち込まれた。摂津颯登が車でクラブハウスから直接持ち込んだ。

この熊本地震の影響を受け、4月29日のホームロアッソ熊本戦の中止が決まったが、クラブは同日11:30からは義援金募金活動に関わるチャリティイベントを現在企画している。

5年前の東日本大震災の際には、遠く九州からも多くの善意が寄せられた。今度は山形から遠く九州の熊本に少しでも物資と思いが届いて欲しい。

サッカーファミリーよ、疲れたら休んでもいい。立ち上がったときに、またともに歩こう。

文・写真 嶋守生

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