【山形vs山口】プレビュー:ホーム3連戦2戦目はポゼッション対決。モンテディオの変化は機能するか。
■2016明治安田生命J2リーグ 第21節
7月3日(日)山形vs山口(18:00KICK OFF/NDスタ)
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このモンテディオ山形対レノファ山口FCは第21節。その3日後に4月29日に予定されていた第10節ロアッソ熊本戦がホームで行われ、J2リーグの前半戦を終える。現在の順位は14位。プレーオフ圏内との勝ち点差も11と大きく離さている現状は、J1昇格を目標に謳うモンテディオ山形にとって明らかに不本意なものであり、後半戦に向けて連戦が続く7月を乗り切るために勢いを付けたい時期だ。
前節のホーム水戸戦は23分と24分に2失点をして2点を追う展開になったものの、後半に佐藤優平と大黒将志を投入して打ち合いに持ち込んで2得点。追いつく形でドローに持ち込んだ。内容を見ればポジティブにもネガティブにも捉えられるが、結果ではやはり勝ち切れなかったもどかしさが残る試合だった。
ただ、あえて内容でポジティブな部分を拾えば、後半に投入された選手に好材料が多かった。佐藤優平のゲームメイクは、前半はプレスに詰まって各駅停車になっていたパスのリズムをスムーズにさせ、大黒が前線で動きまわったことで、相手DFを押し下げることができた。そして負傷した宇佐美に代わって入った荒堀も同点ゴールをアシストするクロスを上げて大きな仕事をこなすなどベンチメンバーが躍動した試合でも合った。
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