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【町田vs山形】レポート:自分たちのゲームを作る難しさ。後半戦初戦を落とす

■2016明治安田生命J2リーグ 第22
7月10(日)町田 2-1 山形(18:03KICK OFF/町田/4,412人)
得点者:21’中村祐也(町田)25’森村昂太(町田)90’+6 山田拓巳(山形)
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試合ハイライト(スカパー!公式)

今節からJ2は後半戦。そのスタートを切るにあたり、前半戦を総括し、新たに設定された目標がこの試合に投影された。モチベーションとなったのは、両チームともに負の体験だった。

7月6日に延期されていた熊本戦を4-1と勝利し、連勝でシーズンを折り返したモンテディオだが、気の緩みを嫌う指揮官は「開幕から8試合勝てないという状況にならないように」とあえて苦しい体験を思い起こさせた。さらに、その7試合目となった町田との前回対戦ではホームで敗れた経験もある。

第3節から5連勝するなどスタートダッシュに成功し、一時首位に立った町田も、ここ5試合は勝利なし。そのなかで「もう一度我々にとって、自分たちらしさ、ゼルビアらしさとは何か、そしてそれをピッチで表現できるかということを選手たちに話してゲームに臨みました」(相馬直樹監督)。中島裕希も「リスタートということで、みんなまたもう1回チャレンジャーという気持ちを思い出して、球際だったり、セカンドボールだったり、まずは戦うということをみんなで意思統一しました」と原点回帰を強調して臨んだ一戦だった。

(残り 2205文字/全文: 2799文字)

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