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【金沢vs山形】レポート:バランスの悪い攻撃と続くミス。2連敗で後半戦もスロースタートに。

■2016明治安田生命J2リーグ 第23
7月16(土)金沢 1-0 山形(19:03KICK OFF/石川西部/4,080人)
得点者:76’中美慶哉(金沢)
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試合ハイライト(スカパー!公式)

今週頭にFC岐阜からツエーゲン金沢へ期限付き移籍が発表された秋葉勝は早くもスタメン入り。昨年主力でコンビを組んだ山藤健太とともにボランチに入る。それまでボランチを務めていた太田康介は右サイドバックに入り、元山形の選手では山﨑雅人や作田裕次もメンバーに名を連ねていた。

一方で山形は紅白戦で先発組に入っていた汰木康也が足を痛めて出場回避。代わりに佐藤優平が入ったが、前節とは違い、右に伊東俊、左に佐藤とスタートポジションを変えている。左サイドバックも荒堀謙次が入り、変更点が多いスタートとなった。

この試合の立ち上がりは「悪い」部類に入る。金沢が水永翔馬をターゲットに蹴ってきたロングボールへの対応の悪さもさることながら、繋げる場面でも付き合う形でロングボールを蹴ってボールを明け渡し、さらには「イージーなパスミスがあまりにも多すぎる」(石﨑監督)とパスミスが続くのだから、簡単に中盤を使われてカウンターを受けるのも当然だ。3分、10分、14分とチャンスを与え、一本は山岸範宏がファインセーブで防いで難を逃れていた。

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