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【トピックス】速報:プリンスリーグ東北上位対決は仙台ユースに惜敗。

堅い展開のユースダービー。序盤から球際に厳しいボールの奪い合いが続いた。

堅い展開のユースダービー。序盤から球際に厳しいボールの奪い合いが続いた。

2016/09/03 プリンスリーグ東北 第15節
ベガルタ仙台ユース 1-0 モンテディオ山形ユース

プリンスリーグ東北第15節。首位青森山田セカンドを勝点2差で追う勝点34同士の対決だったが、アウェイ仙台に乗り込んだ山形ユースは58分に左サイドからのクロスを決められ失点。その後、コーナーキックから仙台ゴールに迫るシーンもあったが、1点が遠かった。勝点37でリーグ首位に立った尚志(得失点+35)、仙台ユース(+34)を勝点3差で追う4位山形ユースは、プレミアリーグ参入戦出場(1チーム)を賭け、残り3節での逆転を狙う。

●今井雅隆監督コメント
Q:残念な結果になりました。
「そうですね。内容がね、こんなゲームになるとは思っていました。ベガルタがボールを持って。規律を欠いた内容になってしまった」

Q:入りとしては、まずはやられないように固く入った?
「いや、そんなことはないです。相手を前向きにさせたかったんだけど、左のサイドバックの子のコンディションが悪すぎた」

Q:そこを狙われたでしょうか。
「狙われたというか、あれぐらい返せないとダメ。そんなに難しいコンビネーションで狙われたわけではなくシンプルにやられているので、まあそこにボールが集まって来ちゃうというそういう意味では狙われたのかもしれないけど」

Q:失点も左からでした。
「馬鹿げているというか、未熟なんでしょう。勝負弱い。このゲームの持つ意味を理解していれば、どこにボールを送らなければいけないかというのが解るはず。そういう意味ではベガルタの方が徹底していたと思います」

Q:失点してからかなり押し込む場面もあって、あと一歩というところまでは行ったのでは。
「うちはあまり逆転はできない、先行逃げ切り型のタイプ。そんなにスキルも高くないし。なかなか厳しいですね、先に点数をとられちゃうと。どちらかというと0−0で流れて逃げ切りたいというタイプなので」

Q:引き分けでもいいという考えもあった?
「そうですね。アウェーだったし、最悪 優勝戦線に残るのには必要だったですけど」

Q:残り3戦、勝点9を積み上げることでまた望みも出るのでは」
「そうですね。青森山田が負けたみたいなので、(首位の尚志と)残り3ゲームで勝点3差。他は上位同士のつぶしあいが残っている。うちはもう上位とは済んだので、そういう意味では自分たちの勝点を取る戦いをするしかないですね」

Q:今日はかなり選手たちも気持ちが入っていた?
「気持ちは入っていたんだけど、途中で入った選手がどうだったのかなというのもある。そういう選択は選手の責任じゃないが、後半から人を入れ替えとていうのは準備していたけど、そこでちょっと、失点場面を見ちゃったというのが残念ですけどね。その前にちょっと衝突(選手同士の接触)があったから、何か影響したのかもしれないですけどね。まだまだ勝負弱いということです」

後半早々に追う展開になったモンテディオユース。右サイドでは石川脩也が何度もドリブルで突破を試みた。

後半早々に追う展開になったモンテディオユース。右サイドでは石川脩也が何度もドリブルで突破を試みた。

(文=頼野 亜唯子、写真=嶋 守生)

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