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【トピックス】激震の夜~選手不祥事に関する記者会見全文

モンテディオ山形・中村隼選手逮捕の不祥事を受け、11月1日夜、急遽クラブ側の記者会見が行われた。出席はクラブトップの社長と強化に関わる役職2名。
時間は午後9時30分から約50分間、質問がなくなるまで行われた。

会見の冒頭あいさつする、森谷俊雄社長(中央)。向かって左が中井川茂敏取締役、右が石井肇強化部長

【出席者(敬称略)】
代表取締役社長 森谷俊雄
取締役 中井川茂敏
強化部長 石井肇

森谷俊雄社長

○森谷俊雄社長
「まずもって、この時間に急に皆様にお集まりいただくことになりまして、お詫びを申し上げたいと思います。今回の私どものクラブに所属しております、ゴールキーパー・中村隼でございますけれども、不祥事に関しまして、多くの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしたこと、大変申し訳なく、心より深くお詫び申し上げたいと思います。

先ほど、プレスリリースもさせていただいておりますけれども、今回の事案について私からご報告を申し上げます。本日、11月1日でございますけれども、私どものクラブの選手である中村隼が京都府警察本部に、未成年男子の写真を外部から入手して、これをインターネットに転載したという容疑で逮捕されました。もう少し具体的に申し上げますと、昨年の11月頃、いま申し上げましたように、中村隼本人が外部から入手した未成年男子の写真——外部から入手したというのは、本人が撮影に関わったとかいうものではなくて、外部から入手したということでございます。その写真をインターネット上に転載したということで逮捕されたということでございます。

スポーツ選手として、青少年の皆さんに夢と希望を与える選手、今回のような不祥事を行ったということは大変、誠に遺憾なことでありまして、本人への応援はもちろんですけれども、多くのファン・サポーターの皆様、スポンサーの皆様、地域の皆様、関係各位、そしてJリーグ、サッカーを愛していただいているすべての皆様に深くお詫びを申し上げます。

この事案につきましては、現在、京都府警において捜査中でございます。私どもについて、処分につきましては、事実を確認のうえ、厳正に対処して参りたいと考えています。また、今回の不祥事を深く反省して、再発防止策、これを早急に検討し、実施して参りたいと思います。これまでもコンプライアンスの研修等進めてきたわけですけれども、今回の件を受けまして、改めて、再発防止策を含めて検討して参りたいと考えております。

また、今回の不祥事を受けて非常にご心配をかけている皆様におきまして、チーム、選手、スタッフ、フロント、一丸となって信頼回復に全力を傾注して参りたいというふうに考えております。本当に、今回の不祥事に関しまして、改めて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」

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