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【山形vs長崎】レポート:永藤がプロ初ゴール、苦しみの中でつかんだ価値ある勝利

■2016明治安田生命J2リーグ第40節
11月6日(日)山形 1-0 長崎(13:00KICK OFF/NDスタ/5,206人)
得点者:90’+2永藤歩(山形)
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■試合ハイライト(スカパー!公式)

時間は90分+2、長崎のGK大久保択生のゴールキックをアルセウが競りながらヘデイングで押し戻し、ディエゴもヘッドでフリックする。そのボールを信じて走り出していた永藤歩は、相手2人に囲まれながらまずは左肩で前方へトラップ。ボールを追ってさらに加速した。「キーパーとゴールは見えていたので、あとは弱くてもサイドに行けば入ると思っていました」とシュートコースはファーサイドを選択。右足から低く放たれたボールは大久保の右手に当たり、ポストにも当たり、そのままゴールマウスに吸い込まれた。

この1点が決勝点となり、モンテディオは4試合ぶりの勝利を挙げた。永藤はこれがプロ初ゴール。本人にとっても、残留争いの禍中でもがくチームにとっても大きなゴールとなった。86分に大黒将志との交代でピッチに登場して以降、相手バックラインのギャップを突いて川西翔太のスルーパスを引き出したり、汰木康也のパスを受けてシュートを放った。決めきれなかったが前線に動きをもたらし、チャレンジを続けたことで結果をたぐり寄せた。

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