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【Football bless you】ディエゴ 尊敬する指揮官とともに

在籍期間が長くても短くても、試合に出ていて出られなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、ともにモンテディオの歴史を創った仲間であり、この先どこへ行こうと大切な存在でもある。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになったそうした選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出すオフシーズン限定企画。(不定期更新)

以前にもオファーを受け、断っていた。2014年、モンテディオへの移籍を決めた理由は明確だった。
「私が日本に来て初めての日本人監督が石﨑監督でした(06年、柏レイソル)。そのときに自分が一番成長しましたし、石﨑監督がいたからその後長く日本でプレーできたということで感謝しています」と話している。尊敬できる指導者の下でディエゴは以後3シーズン、大きな怪我もなく、石﨑監督の全幅の信頼を受けてピッチに立ち続けた。

モンテディオでプレーするにあたり、以前から家族ぐるみの親交があったダニロ マトスを通訳として誘った。当時、群馬の通訳を務めていたダニロも、この誘いに応じている。会話には困らないほど日本語をマスターしているはずだが、取材では必ず通訳を通して受け答えした。開幕直前にはアフロヘアを突然剃り落とした。スキンヘッドにあご髭がモンテディオでのトレードマークになった。

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