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【Football bless you】林陵平 ピッチを彩るゴールパフォーマンス

在籍期間が長くても短くても、試合に出ていて出られなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、ともにモンテディオの歴史を創った仲間であり、この先どこへ行こうと大切な存在でもある。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになったそうした選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出すオフシーズン限定企画。(不定期更新)


186cmの長身だが、高さ以上のこだわりは足元の技術。相手に体を密着させ、どっしりと腰を落として懐を作り、ボールをキープしたりワンタッチではたいたりするポストプレーを武器に攻撃を組み立てた。昨シーズン、序盤で躓いたチームは林を1トップに据える4-4-1-1にシステムを変更。ディエゴ、汰木康也、伊東俊が周囲で絡みながら速いパス回しの攻撃を実現した。好調時にはクロスからのワンタッチゴールでも研ぎ澄まされた鋭さを感じさせる。

フォーワードとしては珍しい背番号8は、敬愛するズラタン イブラヒモビッチがインテル時代の3シーズン着けていた番号に由来する。出場機会を求めて柏から期限付きで加入したのが12年7月。その年は39番を着けたが、翌年から8番に袖を通し3シーズンプレーした。

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