【御前崎キャンプレポート】攻撃編:「ハーフラインの突破までを入念に」
モンテディオ山形は1月18日から、静岡県御前崎市で1次キャンプを行っている。
御前崎市は静岡県西部の遠州地方の東端に位置する海沿いの街。清水エスパルスのある清水市からは75kmほど南下、ジュビロ磐田のある磐田市からは30km東に位置している。車だと東名高速道路を降りてからさらに南下することになるが、一言で言えばジュビロ磐田と清水エスパルスの間くらいに位置する街だ。ちなみに御前崎市はジュビロ磐田のホームタウンとなっている。
現地取材中のここ数日の気温は12~15度ほどと暖かく風もほぼ無風だったが、現地の方の話によれば本来はもっと風が強く吹いているのだそうだ。新しいキャンプ地や新しいメンバーと馴染むにはありがたい天候だろう。
3日目を終えた時点で、目立つ離脱者は体調不良で休んでいる若手選手1名のみ。キックオフイベントを欠席した鈴木雄斗は2日目の午後から全体練習に合流済みで、昨年末からの怪我のリハビリが続いている栗山直樹はチームに帯同しながらマシントレーニングやランニングなどの別メニューでリハビリ調整中。今オフで手術を行った佐藤優平は写真撮影などで現地に来たものの、リハビリはチームを離れて行っているようだ。
木山監督体制での初キャンプは、午前中は石井フィジコのもとでフィジカルトレーニング。上半身強化を中心としたサーキットトレーニング11種類やシャトルランのテストから1,000m×6本のペース走などを行った。
3日目ということもあって多くの選手がまだまだ元気な顔を見せており、昨年のペース走で遅れが目立って死にそうな顔をしていた永藤歩も、今年は設定タイムを無事にクリアしていたようだ。「去年はキャンプで何もできなかったですが、1年目よりも雰囲気にも慣れてきた」と環境への適応も話していた。
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