【山形vs大分】レポート:阪野の殊勲弾でホーム今季初勝利。後半の大苦戦を乗り越え大きな2勝目!
■2017明治安田生命J2リーグ第7節
4月9日(日)山形 3-2 大分(17:03KICK OFF/NDスタ/4,822人)
得点者:4’瀬沼優司(山形)42’鈴木雄斗(山形)57’後藤優介(大分)62’三平和司(大分)85’阪野豊史(山形)
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試合開始直後の2分、中に絞った鈴木が阪野のパスを受けて瀬沼に繋ぐと、落としたボールを瀬川が右足を振り抜く。このファーストシュートから瀬川と鈴木の両ウィングバックが攻撃に絡めていて、さらに瀬川の脇で阪野が開いてボールを受けようとしていた。
その直後に生まれた4分の先制点も左サイドを攻めたあと本田が右に展開してから。右からクロスを上げたのは3バックの右に入った茂木力也。こぼれ球を左足で決めたのは瀬沼だったが、阪野、鈴木、瀬川がゴール前に入り込んでいて、前節までは少なかった波状攻撃から生まれた得点だった。
この大分戦に向けて、木山監督は今年ウィングバックで起用していた高木利弥を3バックの左に置く攻撃的な布陣を敷いた。攻撃が単調になりがちだったウィングバックの攻撃面でのサポートが木山監督の思惑としてあり、「どんどん相手を剥がして後ろから上がっていくということを考えた時には(石川よりも)利弥の方がスピードもあるしアップダウンもできる」(木山監督)と縦方向の推進力を買った形での人選だった。
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