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【トピックス】Jチケ登録で1回無料。山形県民招待が5月21日からスタート!!

モンテディオ山形は19日に記者会見を行い、『山形県民招待』~Jチケ登録で1回無料~の企画を行うと発表した。

山形県民招待 ~Jチケ登録で1回無料~


5月21日以降に行われる「市町村応援デー」対象試合の市町村に在住する人であれば、2週間前までに申込むことで1試合無料で観戦できるというもの。観戦には事前にインターネットからJリーグチケット(Jチケ)への事前登録をしてから特別ページから招待用のQRコードを受け取り、試合当日は免許証や保険証など市町村在住を証明できるものを提示した上で、QRコードを端末にかざしてチケットの発券を受けるシステムになっている。
対象試合は全12試合で席種はバックスタンド席。スタジアムのキャパシティに限りがあるため無制限とはいかないが、席数の上限は設定されておらず、申し込みが多ければ席を拡大させることもあるという。申し込み受け付け期間は試合日の2週間前までとなっており、それ以降は昨年と同様の市町村応援デーに切り替わる。初回は5月21日第15節レノファ山口FCで鶴岡市・朝日町・白鷹町・飯豊町が対象。申し込み期間は4月19日から5月7日までとなっている。

すでにJチケに登録していても利用可能で年齢制限もないため、サポーターももちろん利用できる。ただ、この企画のメインターゲットは「まだまだモンテを見たことがない人も多い。まずは1回来てもらうというハードルを越えたい」(森谷社長)という、まだ試合を一度も見たことがないような潜在顧客層だ。現在のスタジアム観戦者のほとんどは、年に複数回以上スタジアムに足を運んでいる客層で、観戦者の新規開拓はほとんど効果が見られないのが現状。「Jチケ登録で1回無料」をパワーワードに、潜在顧客層を新たに発掘したいというクラブの狙いがある。Jチケへの登録が必須なのも、潜在顧客層を可視化させた上で今後のマーケティング活動にも繋げたいためだ。

ホームタウン内の全県民を対象とした無料招待企画はJリーグでも初の試みであり、インターネット上でこの情報を得た人がちょっとでも興味を持てば、「無料なら一度行ってみよう」と、初観戦の敷居を下げる効果は十分に期待できるだろう。会見に出席したキャプテンの本田拓也は「この企画をきっかけに山形県民のみなさんがスタジアムに足を運んで応援して貰えれば、僕達ももっともっと成績を伸ばせる。僕達がピッチの上でしっかりプレーして、サッカーって楽しいんだな、また来たいなって思ってもらえるように頑張りたい」と意気込みを話していた。

文・写真 嶋守生

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