【福岡vs山形】レポート:良くない試合でこそプレーの質を
■2017明治安田生命J2リーグ第25節
7月29日(土)福岡 2-0 山形(18:03KICK OFF/レベスタ/7,127人)
得点者:47’ウェリントン(福岡)63’石津大介(福岡)
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18:00キックオフの試合にもかかわらず、公式記録の気温は32.2度。「暑さが違いました。湿度が高くて、こっちのほうがまだ過ごしやすい暑さ。ジメジメして暑かったです」(本田)という現地の暑さは、山形の暑さとは違う質のものだったという。
それを言い訳には出来ないが、事実としてこの試合のモンテディオ山形は試合の入りからパフォーマンスの低さが目立っていた。
モンテディオの4-2-3-1に対してウェリントンをトップにした4-2-3-1とミラーゲームにしてきた福岡。さらに福岡は新加入の韓国人ボランチ・ウォン ドゥジェを起用し、ウェリントン、ジウシーニョ、岩下敬輔、冨安健洋など高さとパワーのある選手も増やしていた。
どちらもロングボールは適度に入れていたが、福岡の最前線ウェリントンに対しては菅沼駿哉や加賀健一が厳しく当たって簡単にプレーさせなかったものの、セカンドボールは福岡に。逆にモンテディオの前線・阪野豊史に対しては岩下と冨安がかなり厳しく潰しに来ていて、そのセカンドボールも拾えない。裏に出してからチェイシングでスイッチを入れたくても、運動量が上がらずに間延びして捕まえきれなかった。
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