【ランダムフォーカス】夏の思い出~山田拓巳選手
横浜FCに勝利した翌週の練習場。久しぶりに「雑談させてください!」と山田拓巳選手をつかまえて「この夏の思い出は?」と質問してみました。すると「夏!? 今年、夏、ありました?」との答え。
「長袖を着て練習しよう、ということになって無理して汗を出していたイメージしかない。それをやっていたらそのまま長袖の季節になったので、全然日焼けしなかったです」
チームにとっても厳しい夏だったからか、「プライベートもおとなしくしてました」。ただ、インドア派の山田選手もバーベキューや芋煮会だけは大好きで、夏は早いうちからバーベキュー。この秋もすでに3回芋煮会をしたそうです。さすがの山形10年目です。
横浜FC戦の後はチームが2連休になりましたが、あまり動かずにゆっくり過ごしたという山田選手。勝ち試合の後のオフは格別だったようです。
「勝たなきゃ連休にもならなかったと思いますけど、勝ってオフを迎えるのはやっぱ全然違うね、って選手の間で話に出るくらい久々だったし。サポーターのみんなも同じだと思いますけど」
しっかりリフレッシュして、また全力で立ち向かうラスト5試合。
「大分以外は讃岐、愛媛、水戸、岐阜と前半戦で勝っていない。全部引き分け。讃岐戦は内容もよくなかったし、愛媛には完敗だったし。そういう相手なので、前半戦のリベンジも含めてこのまま勝ち続けて追われるように、一試合一試合、大事に戦っていきたいと思います」
これまでのJリーグの歴史を見ても、誰もが「もう無理」と思う状況から快挙を成し遂げた例はいくつもあります。それは、当事者だけは「絶対に可能性はある」と信じるところから始まるもの。「何かが起こる」ことを信じて、勝点15を積み上げましょう!
文・写真:頼野亜唯子
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