【円コラム】誰のせいでもない雨…か?
前節、讃岐戦は台風21号が接近するなかでの試合。これはもうサッカーではなかった。
「もうちょっと天気予報の精度が上がってくれると、僕らもそういう準備ができたんだけど、遠征行くまでは『たぶん大丈夫だろう』と思ってたら、もうボトボトだった」とちょっぴり恨み節は木山隆之監督。事前の予報ではそこまで雨が酷くないと踏んで、移動日でもある遠征2日前の非公開練習でも通常どおり、ボールを支配することを想定したトレーニングを続けていたようだが、グラウンドにあれだけ水が溜まりボールが止まる状況とあれば、必要とされるのはプレーの繊細さよりもパワーや割り切って徹底すること。栗山直樹選手や鈴木雄斗選手など馬力も重視したメンバーが入るなど手も打ったが、1週間、準備してきたことを出せない試合はじつにやりきれない。
とにかく敵陣に長いボールを蹴り、セットプレーを獲得するか、相手が凡ミスをするのを辛抱強く待つしかない。楽しみにしていた展開と違う試合を観るハメになり、こちらも割り切って観戦しようと思っていたところ、目に飛び込んできたのは、この状況に抗ってフットボールにチャレンジしているようなプレーだった。
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