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【水戸vs山形】レポート:壁を乗り越え、芽生えたもの

■2017明治安田生命J2リーグ第41節
11月12日(日)水戸 0-1 山形(13:03KICK OFF/Ksスタ/7,573人)
得点者:13′ 阪野豊史(山形)
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阪野豊史の3試合連続ゴールで13分に先制し、モンテディオは1-0のまま終盤へ。2試合連続で終了間際に追いつかれている身としては、迎えたくない状況だったが、今節は失点ゼロに抑えた。GK児玉剛を含む5人を前節から新たに加えても、チームのコンセプトはブレるどころか、さらに芯の太いものになり、水戸のホーム最終戦となったアウェイゲームで4試合ぶりに勝利した。

水戸は守備の際、4-4-2のブロックを早い段階で構築したが、ボールを持ったモンテディオはそれを苦にしないプレーぶりだった。中央ではセンターフォワードの阪野やインサイドハーフで高い位置を取る中村駿が縦パスを引き出した。当てて、落として、サイドへ展開して、そうしたボールの流れをさらに継続させる3人目、4人目の動きも織り交ぜつつ、相手のブロックを崩していった。

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