『J番記者による大忘年会2017』~タグ祭り!~12/18渋谷で開催

Dio-maga(ディオマガ)

渡辺匠選手囲み取材でのコメント(全文)

○渡辺匠選手
Q:あらためて、今シーズン最後、そして現役引退の試合を終えての率直な感想を。
「いろんなことを思い出したりとかありますけど、本当に、このチームが今日で最後っていうことがいまの心境としては寂しいなと。このメンバーでもうちょっとサッカーやりたかったなというのがいまの率直な思いかなというのはあります」

Q:その試合を勝って終わりました。
「本当に今シーズン、なかなか前半戦は厳しい時期が続きましたけど、後半戦から選手たちの意識が変わり始め、それが結果につながってくる、それを直に経験できたので、これをベースにして来シーズン以降、本当に強いチーム、魅力のあるチームになっていくんじゃないかなというのは感じています」

Q:今日はご家族や(実家のある)いわきからも多くの方が最後の優姿を見に来たと思うんですが、今日はどんな気持ちでピッチに入りましたか?
「試合に関しては、今日は勝って終わりたいというその一点だけで、ずっとプロに入ってからそういう気持ちでやってきましたし、そんなに試合に関しては…。3-1で締める役割だったので、いつもと変わりなく、自分が入ってゼロで抑えられればいいなと思いながらやりました」

Q:匠選手は前のシーズンで引退も考えたとおっしゃっていましたが、もう1年続けてシーズンで、伝えたいことは伝えられましたか?
「伝えられたかはちょっとあれですけど、やりきれたなというのは。田坂さんが来てくださって、自分がいままで大事にしてきたプロの世界での厳しさ、この厳しいなかでいろんな競争をしながら勝ち残っていく厳しさというのを、このチームにもっと植えつけたいなと思ってましたし、田坂さんが来て、田坂さんがそういう部分を見せてくれて、それで本当に選手が変わったので、悔いなく終われるなと思います」

Q:最後のチームを、地元の福島のチームで終われたことをどう思いますか?
「こんなに幸せなサッカー人生はないなと。自分がプロになったときに福島にプロのチームができるなんて、正直思ってもいなかったですし、あの震災があって、ここまで福島ユナイテッドがJリーグクラブとしてやってこれるというのは、その当時もなかなか考えるほうが難しい時期もあったと思うので、そのなかでここまでこのクラブが来るというのは、その当時頑張ってくれた選手がいるというのも自分は忘れずにやっていかなきゃいけないと思っていたので、来年以降も残る選手、また新たに来る選手にしても、そういう部分というのをチームとしてしっかり残して植えつけていってほしいなと。ゆくゆく、その経験をした選手が何年後かにはチームを去ることになると思うので、それを残った選手たちが魂というのを受け継ぎながら、このクラブはJリーグにとっても特別だというのをしっかりいる選手が認識しながら、ぜひ進んでいってほしいなと思います」

Q:いままで応援してくれた人たち対してはどのような気持ちでいますか?
「本当に感謝の気持ちしかないですし、自分がまさか中学校を卒業して神奈川に行ったときも、Jリーガーにはなりたいと思っては行ってますけど、自分がなれると思って行ってもないですし、それをならしてもらってここまで18年やらしてもらうというのは、自分の正直、能力以上の、限界を超えてるぐらいの、本当に奇跡に近いなと。それはやっぱり、支えてくれる方々のお陰であって、巡り会った監督、チームメートもそうですけど、そのお陰だなあと本当にいまは思いますので、本当に感謝の言葉だけです」

Q:今後の福島ユナイテッドに期待することは?
「最後のスピーチでも言いましたけど、福島県のサッカーっていうのは本当に無限の力があると思います。ユナイテッドが頑張ることで、福島県がまだまだ頑張ってるなというのを、日本だけじゃなく、いろんなところに伝えることができる。それがサッカーの力だと思います。本当に県民の皆さんに希望だとか勇気をしっかり届けられるクラブになっていってほしいなと思います」

Q:現役生活にピリオドを打つことを決めた要因は?
「決定的にこれというのはないんですけど、正直、福島にチームかなければ僕は横浜FCで引退してましたし、地元で最後、燃え尽きるまでやりたいという思いで帰ってきて、それが1年なのか2年なのかは正直想像もしてなかったです。ただ今年のチームで、田坂さんのもとでやれて、それでキャプテンにもしてもらって、本当に正直、一つも自分のためというより、全部チームのためにやろうということで今シーズンやってきましたので、それが逆に一つのきっかけになったかなと。とりあえず、全部チームのためにやりきるというのを、それが今年はやりきれたなという思いで。個人の結果もプロの世界なのでそうなんですけど、チームのためにやりきれたなというのは一番の決断かなというのは、いま思えばそう思えます」

Q:将来、監督になることは考えていますか?
「いえいえ、僕はちょっと情が出ちゃうので、監督はちょっとできないと思います。でも18年、プロのサッカー界でやらせてもらったので、どういう形かわからないですけどサッカー界で仕事したいなと思いますし、特に福島県というのは全国的に見てもまだまだ周りより…もっと人気が出てほしいなと帰ってきて思いましたので、そういう部分で何か恩返しができればいいなと思いますし、ちょっとゆっくりして、しっかり考えたいと思います」

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