【サッカー人気3位】戦い方の変更と闘志の大切さについて

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【Football bless you】石川竜也:左足で彩られた歴史、幸せな11年間

在籍期間が長くても短くても、試合に出ていても出ていなくても、同じ目標に向かい、モンテディオの一員として山形で過ごした選手は、ともにチームの歴史を創った仲間であり、この先どこへ行こうと大切な存在でもある。
契約満了、移籍、引退…今シーズン限りでチームを去ることになった選手たちを「この先の人生に幸あれ」と送り出すオフシーズン限定企画。(不定期更新)

小野伸二や高原直泰、遠藤保仁などとともに戦った99年ワールドユース準優勝メンバーがモンテディオに加入したのは2007年。翌08年には小林伸二監督を迎えてクラブ初のJ1昇格を実現することになるが、着実に自力を付けてきたチームが大きなハードルを越えるためには、チームのレベルを大きく引き上げる選手が欠かせない。石川竜也は、モンテディオにとってまさにそうした選手だった。

正確なクロスで、逆サイドまで一気に飛ばすサイドチェンジで、相手の背後に味方を走らせる縦のフィードで、味方を前向きにプレーさせるビルドアップで、そしてセットプレーで、その左足は常に攻撃の起点となり、ときにドラマを生んできた。

08年の第44節・愛媛戦は勝ち点1で昇格決定だったが、1-2でビハインドの88分、直接フリーキックでまず同点とし、直後の逆転と勝利につなげた。6-2で大勝した09年・J1開幕戦でのチーム初ゴールも、キム ビョンスクのヘディングゴールを導いたのは石川のフリーキック。5点目も石川のコーナーキックからレオナルドのヘディングだった。14年の2度目の昇格劇では、プレーオフ準決勝でゴールキーパー・山岸範宏がコーナーキックから決めたミラクルなヘディングゴールをキッカーとしてアシストした。天皇杯も含めて、記憶に残るプレーは、それを見届けてきた者それぞれが胸の中で大切に仕舞っている。

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