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【嶋コラム】君の呼び名は。

モンテディオ山形の2018年度がスタートしてはや1ヶ月が過ぎた。現在は1次の御前崎キャンプを終えて、2次の市原キャンプに突入。J2リーグ開幕もあと10日ほどに迫り、選手たちのコンディションやモチベーションはこれからもう1段階も2段階も上がっていくことになる。

山形のキャンプはJリーグでも1,2を争う長さだが、それ故にキャンプ中にしなければいけないことも山ほどある。1年間戦える体づくり、選手同士のコミュニケーションからプレーの特徴を把握してコンビネーションを深める作業、チーム戦術の浸透、選手同士のポジション争いなどもそう。他にもチーム全体で解決すべき問題は多岐にわたり、監督と選手、あるいは選手同士でも一つひとつ丁寧に問題解決に取り組んでいく。

その中で、今年のモンテディオ山形が例年よりも多く抱えていた問題があった。そう、選手の呼び名をどうするかだ。
試合や練習中の呼び名はコミュニケーションの上でも重要。「わかりやすく呼びやすく」が鉄則なのだが、今年のチームに新加入した選手は、既存の選手と名前や呼び名が被る組み合わせが3組もあり、その呼び名が定着するまでに時間を要していた。

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