【山形vs山口】レポート:新たな道には、新たなぬかるみ
■2017明治安田生命J2リーグ第7節
3月31日(土)山形 0-1 山口(13:03KICK OFF/NDスタ/5,029人)
得点者:25′ 高木大輔(山口)
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守備重視への大転換を図って2試合目。前節はスコアレスドローでアウェイで勝点1を手にしたが、今節もロースコアの展開ながら前半に先制を許し、追いつけないまま0-1で敗れた。この2試合はともに無得点。複数失点は止まったが、複数得点が多かった攻撃面も影を潜め、モンテディオは新たな壁に直面している。
ビルドアップで三幸秀稔がバックラインに下りるパターンも準備済み。サイドへボールされた際には2シャドーの瀬沼優司や汰木康也が一気に外へ膨脹し圧迫、ロングボールやサイドチェンジのボールのコースを限定した。相手のバックラインに強いプレッシャーをかけるのは、陣形の縦をコンパクトにした前節とは違うやり方だった。そのうえで攻撃でも、相手ボールをカットした加賀健一がそのまま中央に入って前線にボールを預け、そのまま左サイドまで絡んでいった8分のシーンに見られるように、前節から攻撃面でのプラスアルファが模索された。
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