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【山形vs京都】プレビュー:ホーム戦勝利と連勝。2つの今季初を目指す京都戦。

■2017明治安田生命J2リーグ第9節
4月15日(日)山形vs京都(13:00KICK OFF/NDスタ)
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「やっぱり球際だと思う。戦術やシステムを変えたり、攻撃でここを狙おうと言っても、結局一人ひとりが球際で負けていたらゲームにならない。チーム全体で球際で勝っていくことをより強く意識できた試合。これを続けていきたい」

今季初のクリーンシートで快勝した前節愛媛戦では球際で相手を上回り主導権を握った。守備面で大きく貢献した瀬沼優司は守備で意識した点についてこう話し、「簡単に失点しないで90分間守れれば、試合をこっちに持ってくる力はあると思う」と守備の重要性を改めて強調した。

「我々はこういうチーム。去年も決して攻撃だけをしてきたわけじゃない。守備が前提にあって、そこから積み上げてきたチーム。開幕からそれがなかったけど、取り戻しつつあると思う」(木山隆之監督)

開幕時はボールを繋ぎながら相手陣内にボールを運んでビルドアップするスタイル。現在は一度相手に渡しても前にボールを送り、ハイラインでコンパクトな陣形でプレッシャーをかけ、マイボールにしてから攻めるスタイル。
自分たちのやりたいことが、攻撃からスタートするか守備からスタートするかが大きな違いで、その方針転換にはひとまず成功。その中で、自分たちの持ち味だった球際の強さを出せたのが愛媛戦での大きな収穫だった。

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