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【嶋コラム】その影を追いながら

栗山直樹

「最初は駿哉みたいに全部できたらいいなと思っていました」

菅沼駿哉が移籍したことで空いたセンターバックに入った栗山直樹は、四苦八苦していた今年の序盤戦をこう振り返った。

昨年のモンテディオの守備陣には菅沼という大黒柱がいたが、今年の守備陣はようやく軸が固まりつつあるという状況。ここまで全試合に出続けている栗山自身も、まだ横並びだと言って危機感を募らせている。

そんな栗山にとって、90年生まれで同い年の菅沼は負けたくない相手だ。通算出場試合数で200試合以上出場している菅沼に対して、栗山はまだ50試合以下とキャリアで水をあけられているが、「弱点の無い素晴らしい選手。試合を観る時は駿哉の動きを参考にしている」とリスペクトもしている。
だからなのか、今季序盤戦の栗山は、菅沼の影を追いながら、そのイメージを持ちながらプレーしていたようにも見えた。

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