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【トピックス】ペース配分間違えた!? 2人の勝負メシも明らかに 夢クラス@寒河江市立南部小学校

子どもたちからの質問を受ける2人。鋭い質問はあったかな?

「モンテディオ山形の背番号6番、山田拓巳です。今日は僕のことをヤマって呼んでください」

早速「ヤマー!」と声がしたが、呼んだのは隣に座っている瀬沼優司選手だった。

「モンテディオ山形、背番号10番の瀬沼優司です。今日はみなさん、僕のことをセヌって呼んでください」

「セヌ!」と声がしたが、その主はやはり隣の山田選手だった。

真面目で、熱くて、優しくて、おもしろいチームキャプテンと副キャブテンが訪れたのは、寒河江市立南部小学校。6年生61人と手つなぎ鬼からサッカー対決、夢の発表、質問コーナーまで、あっという間の楽しい1時間を過ごした。

手つなぎ鬼では、最初に選手2人が鬼で追いかける側、次に児童2人が鬼で選手は逃げる側だったが、真面目な2人は常に本気走りでプロの気迫を見せた。ただし、ペース配分は完全に間違えた様子。手つなぎ鬼が終わると山田選手は両膝に手をつき、夢発表の最中も吹き出る汗を拭いたり、水分を補給したりと忙しかった。

夢の発表を終えた子どもたち一人ずつにしっかりと向き合い、目を見て拍手を送る山田選手と瀬沼選手。子どもたちの夢を心から応援する気持ちが伝わってくる。

さて、質問コーナーでは「キャプテンとして大切なことは?」、「努力するために、きっかけにしている人は?」などの質問が飛んだが、もっともイマドキな質問は「勝負メシはなんですか?」

山田選手「生姜焼きかな? 生姜焼き好き?」

質問した児童「好きです!」

山田選手「生姜焼きおいしいよね! 生姜焼き、結構人気高いと思うよ、俺」

瀬沼選手「俺も生姜焼きなんだけど…(笑)。みんな試合前とかは生姜焼き食べてるよ」

最後に、プレゼントとして全員にホームゲームの招待券が配られた。子どもたちがNDスタに応援に来る時、食べるのはたぶん、生姜焼き。

(文・写真=佐藤 円)

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