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【山形vs金沢】レポート:豪雨、のち晴れ、のちくもりの逆転勝利

■2017明治安田生命J2リーグ第16節
5月27日(日)山形 2-1 金沢(14:04KICK OFF/NDスタ/5,298人)
得点者:14′ 垣田裕暉(金沢)48′ 中村駿(山形)69′ 南秀仁(山形)
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試合後の木山隆之監督の表情は硬いままだった。「今年一番よくないに近い出来」という試合の立ち上がりがその理由だった。対戦相手の金沢・柳下正明監督は「「11対11でやっている時は何の問題もないし、山形も何もなかったように思った。攻撃も守備も。我々はトレーニングでやっていることがプレーで出せていた」とほぼ完璧に試合を掌握。ただし、その試合をモノにしたのは、2-1と今シーズン初の逆転勝利を収めたモンテディオ。

「ホームで勝つことが我々には大事ですし、選手とファンの人たちが喜び合っているのを見るのが一番、僕の栄養になるので、そこは良かったです」

もっとも大事な目的を果たせたことで、まずは安堵の気持ちを表明した。

立ち上がりからの「不調」の原因については、さまざまな視点がある。

(残り 2860文字/全文: 3301文字)

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