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【トピックス】日本クラブユースU-18開幕。モンテユースは悔しい黒星スタート。

モンテディオサポーターも数名駆けつけてコールを送り続ける。その声に後押しされたが、あと一歩届かなかった。

7月22日から始まった第42回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会。モンテディオ山形は昨年の3位以上の成績を目指し、北海道コンサドーレ札幌U-18、浦和レッドダイヤモンズユース、アビスパ福岡U-18のいるグループDに入り、第1節で北海道コンサドーレ札幌U-18と対戦。0-1で黒星スタートとなった。

今年の大会は、酷暑で連日気温が高かったため、熱中症対策の一貫としてグループリーグの試合時間が35分ハーフへと変更され、短期決戦の試合となった。
短期決戦の怖さは先手を取られると追いかける時間が短くなること。モンテディオユースも先手を取りに行きたかったが、立ち上がりからペースを掴んだのは札幌U-18の方。モンテディオユースは前線がプレッシャーをかける勢いこそあったものの、後ろの動きが重く、全体がなかなか連動していかない。

奪ったボールを繋ぐ時にもミスが出てリズムを作れずにいると、6分にカウンターからスルーパスを通されたがGKの大友がセーブ。その後もプレッシャーを外されてはサイドから剥がされていったが、オフサイドを取りながら凌ぐ時間が続く。
しかし19分にミスから与えたFKを直接決められて0-1とリードを許してしまう。壁の真横をグラウンダーで抜いた相手のキックの上手さもあったが、キーパーにとってはニアサイドを抜かれてしまう悔やまれる失点だった。

28分にもクロスに飛び込まれるなど、パフォーマンスが上がりきらないまま、あっという間に終わった35分間。残りの35分で追いつかなければいけないが、今井監督は「怖さを知らない1年生を入れて、ボールを前に運ばせることを考えました」と2年生の今野匠吾と田中慶延、そして1年生の前田聡良を入れて3枚替え。今大会は交代枠が5つあるが、思い切った策で勝負に出る。

特に1年生の前田が前線に入ったことで攻撃に動きが出ると、それに合わせてようやく背後へのボールも通り始める。そこから攻撃でペースを作ったモンテディオユースが押し込む。札幌U-18からのカウンターで迎えたピンチを凌ぐと、14分に大友のシュートからリズムを作り、コーナーが続いて主導権は少しずつモンテユースに。

ボランチで出場したU-16代表半田陸。後半途中からはポジションを上げてボールに絡んだ。

さらに今井監督はボランチの半田陸を前線に上げると、28分にビッグチャンス。大友からのボールを受けた川俣がターンからシュート。GKの脇を抜いたがシュートはファーサイドのポストに当たってゴールならず。
その後も31分に大友が2度チャンスを迎えるなど終盤はモンテユースが押したものの、1点が遠く、0-1で敗戦。黒星スタートとなった。

「丁寧に繋いでという気持ちも強すぎて、イージーなミスが多かった」と今井監督。本来ならばもっとパフォーマンスを出せるはずだったが、試合の入り方でのつまづきが結果に直結した。消化不良のまま試合が終わる悔しい負け方だった。

23日の第2節は9:00キックオフ。同じく第1節が黒星スタートだった浦和レッドダイヤモンズユースと対戦する。負けたら敗退確定のサバイバルゲームなので、まずはすべてを出し切って戦い抜いて欲しい。

この試合モンテの一番の決定機。ボックス内でいい形で受けてターンから相手を振り切って右足を振り抜くまでは完璧だったが、無情にもシュートがポストを叩き、逆サイドに流れていった。

文・写真 嶋守生

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