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【ランダムフォーカス】5人目のブラジル人 〜中村駿太選手


広報誌のツイッターで写真が公開されていましたが、昨日の練習後のグラウンドの一角では、ブラジル人選手たちが芝生に腰を下ろし、ずいぶんと長く楽しそうに話し込んでいました。しかしよく見ると、ガタイのいいブラジル人たちに混じって小さめな人が一人。中村駿太選手がその輪の中に違和感なく溶け込んでいました。

帰り際に早速、駿太選手を取り囲むライター陣。一体何語で、何を話していたのか、興味津々で尋ねると、「ポルトガル語で、全然理解できていないですが、たぶん、ビットコインについて話していました」と意表を突く答え。てっきりサッカー談義に花を咲かせているものと思いきや、仮想通貨の話題だったとは、想像の斜め上でした。

ポルトガル語は挨拶程度しかわからないという駿太選手ですが、日本語の堪能なブルーノ・ロペス選手がコミュニケーションの橋渡しをしてくれている様子。ブルーノ選手とフェリペ選手は英語も話せるので、駿太選手はその辺りを糸口にして会話に参加しているようです。

「ブルーノが住んでいるのはブラジルのサウス(南)。アルヴァロはめっちゃ田舎に住んでいて、エアポートもない地域だからバスで移動する。フェリペが一番北に住んでいるらしいです。で、ジャイロはブルーノと近くて、2時間で移動できるところ。」

「たぶん、合ってます」と笑いながら、収集した情報を披露してくれた駿太選手。ブラジル人選手たちに可愛がられているのもうなずけますね。

文・写真:頼野亜唯子

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