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【山形vs松本】レポート:その意思が希望につながるか。

■2018明治安田生命J2リーグ第35節
9月30日(日)山形 3-3 松本(14:06KICK OFF/NDスタ/6,694人)
得点者:13’高崎寛之(松本)26’飯田真輝(松本)57’栗山直樹(山形)60’小林成豪(山形)64’ゴールオウンゴール(松本)90+3’中山仁斗(山形)
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「ホームを戦う雰囲気にしているか?プライドを持って戦うこと。覇気を出し、もっと行って、もっと競ろう」(木山隆之監督)

ハーフタイムコメントによれば、指揮官は選手たちにこう激を飛ばしたようだが、試合後に「一喝はした」と話すように、コメント以上の激しい喝が入っていたのではないだろうか。そう容易に想像がつくほど、昇格プレーオフ圏内まで届くかどうかのギリギリまで追い詰められたチームとは思えないほど、不甲斐ないという言葉以外出てこないほど、あまりにもパフォーマンスが低く奮わない前半だった。

山形は今節出場停止の松本怜大に代わって西村竜馬が先発。3バックは左から熊本雄太、栗山直樹、西村竜馬という並びになった。加えて、「最後に追いつかれる試合も続いていたし、もうちょっとなんとかできないかなと思うシーンも実際あったし、そこで流れを変えるため」(木山監督)に、GKを児玉から櫛引に変更している。

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