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【山形vs川崎F】レポート:ベストメンバーの川崎Fを90分で下し、堂々の準決勝進出。

■第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準々決勝
10月24日(水)山形 3-2 川崎F(19:03KICK OFF/NDスタ/5,356人)
得点者:2’小林成豪(山形)36’坂井達弥(山形)49’阪野豊史(山形)60’知念慶(川崎F)70’知念慶(川崎F)
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90分を過ぎ、電光掲示板の時計表示が消える。3−2のスコアを守り抜け。アディショナルタイムの失点はもういらないーー湧き上る不安を押さえつけながら見つめるピッチに掲げられたのは、「8」の数字だった。スタンドが悲鳴のようなどよめきに包まれる。しかし、長い長い8分をも凌ぎきり、山形はJ1王者に勝利した。決勝に進出した2014年以来、クラブ史上2度目のベスト4。スタジアムを包む晴れやかな歓喜の中に、少しの戸惑いが混じっていたように感じた。「信じられない」。破った相手は、それほどまでに強大な相手だった。

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