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【横浜FCvs山形】プレビュー:今季初勝利のために。積極的に続けたいチャレンジ。

■2019明治安田生命J2リーグ第2節
3月3日(日)横浜FCvs山形(14:00KICK OFF/ニッパツ)
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2019年J2開幕戦のFC岐阜戦は0-2で敗れて黒星スタートとなった。ただ、チームとして何もできなかった完敗ではなく、実際にはどちらが先に1点を取れるかというゲームで、スコアほど内容に差があった訳ではない。

失着は確かにある。守備では相手のロングボールに対して競り勝ちきれず、セカンドボールを拾いきれなかったこと。その背景には、やや間延び気味だったDFラインと中盤の距離があること。
攻撃では、前半のチャンスで、キャンプから取り組んだことを表現していながらも、フィニッシュで決めきれなかったこと。そのキャンプで取り組んだサイドアタックに固執しすぎた嫌いもあり、最後には相手に対応されてしまったこと。そして、流れを失ってしまう悔やまれるパスミスと、それをカバーしきれず失点したことだ。

ただ、こういった課題は指揮官が「修正できる」と話す範囲のものだ。むしろ、この敗戦をネガティブに捉えすぎて、今後チャレンジしにくくなる空気を生むことが一番のマイナスであり、今年はよりアグレッシブに戦おうとするチームにとって、絶対に作りたくない雰囲気だ。
敗戦は敗戦。しかし観る側としても、その内容をしっかりと把握した上で、言葉を選びながら声をかけ続けていきたい。

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