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【横浜FCvs山形】レポート:走攻守で充実して2-0。大きな意味を持つ今季初勝利

■2019明治安田生命J2リーグ第2節
3月3日(日)横浜FCvs 0-2 山形(14:03KICK OFF/ニッパツ/3,787人)
得点者:26’阪野豊史(山形)63’阪野豊史(山形)
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「現状できる中での非常に良いプレーだったと思います。攻守共に安定していましたし、ボールの動き、距離感、プレッシング、守備の安定度、本当に良かったと思います」

木山隆之監督は今季初勝利となった試合をこうまとめた。終わってみれば昨年プレーオフに進出した横浜FCを相手に2-0で快勝。長いキャンプの疲労も重なり毎年スタートダッシュに苦戦している山形が、この時期に結果と内容がここまで充実した試合をしたことがあっただろうか。

「キャンプ中からいいトレーニングは積めていたので、初戦負けたけど、けっして自信はなくす必要はないと思ってました」とキャプテンの山田。しかし、キャンプからの取り組みを例年から大きく変えたことは、メリットにもリスクにもなり得るもの。結果が出なければ、それも不安へと変わっていってしまうのだ。やってきたことが間違いではないと裏付けるためにも、何よりも早く結果が欲しかった。
その結果が早い時期に出たことで、選手やチームの自信に繋がり、キャンプの取り組みを大きな成果にできたのがこの試合。
勝ち点3だけではない、そんな大きな意味を持つ、得られたものが多かった1勝だった。

(残り 2204文字/全文: 2790文字)

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