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【新潟vs山形】レポート:この悔しい引き分けを活かさなければいけない

■2019明治安田生命J2リーグ第9節
4月13日(土)新潟 2-2 山形(14:02KICK OFF/デンカS/15,186人)
得点者:41’大槻周平(山形)53’川口尚紀(新潟)59’大槻周平(山形)90’+2渡邊凌磨(新潟)
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92分、新潟はすでに交代枠3つを使い、外国籍選手を4人ピッチに置き、パワープレーに入っていた。なんどかボールを弾き返した中で、左サイド川口からのクロスに対して、中央で競ったのは熊本とカウエとシルビーニョ。ファーサイドに流れたところでフランシスに通り、中央への折返しからレオナルドがシュート。一度は櫛引が弾いたものの最後は渡邊凌磨に押し込まれた。

「最後、ゲームをなんとかクローズしたかったですが、そこは新潟の個人のパワー、スタジアムの雰囲気も含めて、少し最後持って行かれてしまったかなと。ただ、選手たちはやるべきプレーをしっかりやったと思いますし、拮抗した試合の中で勝点1ですけれども、しっかり勝点を取ったことは評価したい」

90分を振り返っても特別悪い内容の試合ではなかった。ベースとなるハードワークをしながらも、自分たちでボールを握る時間を作り、今年少なかった流れの中からのゴールも2点取ることができた。後半の劣勢はありながらも、勝点3に値する内容だったと言ってもいい試合だった。

それでも失った勝点2の悔しさが大きい。苦手とするアウェイ新潟戦での奮闘だったことや順位を下げたこともあるが、単純に今年目指している目標が高い中で、初めて追いつかれる形で引き分けたからだろう。やれると期待しているからこそ、その悔しさも倍増する。
もちろん、これで下を向くわけにはいかない。次節以降に活かさなければいけない、貴重な教訓だ。

(残り 2239文字/全文: 2967文字)

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