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【山形vs岡山】木山隆之監督記者会見コメント「体を張って粘り強く戦っていく、それは今に始まったことではなくて、このクラブが積み重ねてきたDNA。どんな状況でも諦めないでやり抜くという精神は、歴史の積み重ねです」

■2019明治安田生命J2リーグ第12節
5月5日(日)山形 1-0 岡山(16:03KICK OFF/NDスタ/10,257人)
得点者:21’中村駿(山形)
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○木山隆之監督
「お疲れさまでした。まず、ファンとサポーターの方に、心から感謝したいと思います。1万257人、長いGWにあまり試合がなくて、このタイミングに試合に来てくれるということは、旅行にも行かずこのタイミングをしっかり測って来ていただいていると思うので、本当に感謝したいと思います。クラブもこの試合に向けてお客さんを集めようと努力しましたし、その後押しを受けて選手たちは最後までやりきった試合だったかなと思います。感謝したいと思います。
試合に関して言うと、細かいことはたくさんありますけど、正直、今年一番苦しい試合でした。先制点はしっかりとトレーニングしたセットプレーからあげましたが、その後一進一退の攻防が続いて、後半はいろんな要素が重なって、なかなか我々は相手コートに入ることができない展開になり、点を取られてもおかしくないシーンがいくつもありましたし。ただ体を張って全員で守って、カウンターも狙いながら、点を取りたいという思いでやっていました。そこはできなかったですけれども、しっかり勝ち切ったのは、選手たちの頑張りだと思いますし、それを後押ししてくれたサポーターの人の力だと思います。

それと、今日僕が話さなければいけないのは、そういう我々の頑張りだとか、体を張って粘り強く戦っていく、それは今に始まったことではなくて、このクラブが積み重ねてきたDNAというか、どんな状況でも諦めないでやり抜くという精神は、歴史の積み重ねです。今日中井川さんがクラブを離れますが、先人の多くの人たちが努力して築いてきた歴史だと思います。それをしっかり選手たちが体現した。僕自身は、自分がこのクラブの監督を務めている間に、そういう思いをしっかり受け継ぎながら、さらにチームがより新しいものを身につけて、進化していけるように、思いをしっかり引き継いで頑張っていきたいなと思います。中井川さんにも感謝申し上げたいと思います」

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