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【山形vs鹿児島】レポート:薄氷よりも薄い勝利

■2019明治安田生命J2リーグ第16節
6月2日(日)山形 1-0 鹿児島(14:03KICK OFF/NDスタ/6,808人)
得点者:6’ジェフェルソンバイアーノ(山形)
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「今日は別に勝った気はしてないですね、正直。運が良かっただけ」(栗山直樹)

スコアは1-0で今季7試合目のクリーンシート。3度目の首位に浮上することはできたが、その勝利は薄氷よりも薄かった。鹿児島にあと少しでもシュートの精度があれば、あと少しでも運が向いていれば、1失点か2失点は覚悟しなければいけない内容だった。

薄い氷が一枚残ったままタイムアップを迎えられたのは、ひとえにゴール前で選手が体を張り続けたことと、櫛引のビッグセーブがあったからだ。言い換えれば、瀬戸際で体を張り続けたからこそ、モンテディオに運が向いたのだろう。

(残り 2533文字/全文: 2889文字)

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