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【山形vs横浜FC】レポート:守って得た勝点1は、-2の意味も持つ。

■2019明治安田生命J2リーグ第30節
8月31日(土)山形 0-0 横浜FC(19:03KICK OFF/NDスタ/11,789人)
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横浜FCの先発メンバーには、出場停止のレアンドロドミンゲスに代わって、移籍後リーグ戦初先発となる中村俊輔が名を連ねる。そして、三浦知良が4月7日第8節福岡戦以来のリーグ戦ベンチ入り。この影響があったのか、メンバー発表後に、当日券売り場に行列が出来てこの日の入場者は一気に伸びる。最終的に観客動員11,789人という、今季2番目の観客動員数となった。

まだ入場ゲートから客席に向かう観客も多い中キックオフした直接対決は、2分にいきなり大きなピンチを迎える。中央の松井から左サイドへ長いフィードを通されると、左サイドで中山と山田が1対1。そのままボックス内へ侵入を許して打たれたシュートを櫛引がファンブルすると、そのこぼれ球を中村俊輔に詰められたが、櫛引が飛び出して防ぎ、難を逃れた。

攻撃力があるチームを相手にする時に、まず与えてはいけないのが先制点。下手をすれば試合が大崩れしていた可能性もある大ピンチをなんとか凌いだことが、スコアレスドローという結果の一歩目となった。

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