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【水戸vs山形】レポート:またもK’sスタで喫した3失点。一大決戦に敗れてもなお、立ち上がれるか。

■2019明治安田生命J2リーグ第39節
11月2日(土)水戸 3-1 山形(15:03KICK OFF/Ksスタ/6,874人)
得点者:58’清水慎太郎(水戸)63’木村祐志(水戸)67’小川航基(水戸)78’中村駿(山形)
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風と西日とサポーターを背に攻めた前半はモンテディオの試合だった。試合後、敵将はこう語っている。

「(前半は)風を含めてちょっと押し込まれるような状況だったと思います。太陽もまぶしかった。また山形さんが非常に我々の背後を、ディフェンスラインの背後だったりボールをつないだり、いくつかの、最後はクロスから得点をしようというのがあったと思います。そういう形を全員が共有しているように見えたので、どうにか最後のところで止めていたという形でした。我々としては入りは悪くない、選手たちはいい状態で入っていると思いますが、相手の強さ、巧さに押された、そういう格好です」(水戸・長谷部茂利監督)

本田拓也がシンプルに背後へ入れたボールは、大槻周平が体を張ってキープ。その流れのまま敵陣に人数をかけると、サイドで起点を作ったあとも追い越す動きを加え崩してクロスを狙ったり、セットプレーを増やしていった。たとえボールを失っても、早い切り替えで厳しく寄せていき、セカンドボールへの反応でも、球際での最後の一歩の伸びでも上回っていた。

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